プログラマーとして独立するためには、プログラマーとしての高い技術を持っていなければならないのは当然のことですが、実はそれ以外の知識、実行能力、時間なども重要になります。
プログラミングをしたいから独立するのに、プログラミング以外のことで時間が取られるのは矛盾しているようですが、独立するとはそういうことになります。
独立するためには、経理や、営業、資金調達などすべてのことを自分でやらなければならず、知識がなければ調べるための時間も必要になってきます。
そのため、独立する前には、まず自分が何をしたくて独立したいのかをはっきりさせておく必要があります。
もしプログラミングだけをしていたいならそもそも独立しないという選択肢もありますし、代表にはならず代わりに経営に関する仕事をやってくれる人を探すという方法もあるでしょう。
実務的な仕事の他に、メンタルの強さも独立には必要です。
トラブルが生じた時には、すべて自分で対処しなければなりませんが、上手く対処できないと仕事に影響が出て、収入も減り、生活に支障が生じる可能性もあります。
そういった緊張感と隣り合わせで仕事できるだけの強いメンタルが必要になります。
また、独立するためには、リスク管理能力も求められることになります。
トラブルが生じるのは仕方のないことですが、トラブルの発生をいかに少なくするか、トラブルが生じた時の対応や備えをどうするかといった危機管理は、プログラマーとして活躍するのに欠かせません。
独立するために必要な要素を把握し、それをいかに身に付けられるかが、独立後の仕事の成功を納める鍵になるでしょう。